ありふれてゆくじかんがただ
ふたりをのせてはこんでゆく
しゃしんのなかのあのえがおは
こんなひがくるとしらなかったね
いつからだろう
ささいなことでけんかばかりしてきたね
おもいやりや、やさしさや
ぬくもりをおきざりにして
ぼくのゆううつとふきげんなかのじょ
どちらのせいでもなく
そばにいすぎただけのことで
もどれないとわかっているのに
もどかしいくらいよわきで
みがってなぼくは
きみをまだはなせない
はなしかけてもうわのそらで
あわててさくつくりえがお
せなかをむけたそのしゅんかん
またひとつきみがためいきをつく
ぼくがきみにあげられるもの
それはきっとただひとつ
しあわせとか、やくそくじゃないなにか
こたえはじゆう
だいすき、とか、あいしてる、だとか
いとしいあのひびきが
いろあせたことのはにかわる
そのかわりにかくしてたことば
こえにはだせないさよなら
あすのあさめざめたとき
のこしてくから
まだあたたかいべっどとうらはらに
たいおんのないひえきったむなさわぎが
ぼくのこころからぶらさがり
あの日あのときほらもしもああしてたらとか
おもいではこうかいにすがたかえるじょうか
きみのきいけーすとこころのすぺーすからでてくから
You go your way
ぼくのゆううつとふきげんなかのじょ
そのこころのなかには
ぼくのしらないだれかがいる
しかたない...とあきらめてみても
こみあげるくやしなみだが
とまらない
ぼくのゆううつとふきげんなかのじょ
もうすぐなにもかもが
おもいでのはなびらにかわり
あけたどあにながれこむかぜが
すべてをつれさりまいちる
あざやかに
これがぼくの
あいのかたちだ