Horutabi

ほたるびのまう ねむれぬまち
こいびとたちをつつんでゆく しあわせそうに
しろくそまったふゆのほどう
ふたつのおもいきざんでゆく
こえにでないいとしさが
ひとひらのこなゆき とかしてく

けんそうのなか みみをすます
えいえんのいみをもとめて

となりにならぶ きみとであい
さしのべた このて しんじた

たそがれのふゆのけしき
ふたりでながめながら
よろこびもいつくしみも
ぜんぶあずけた

ほたるびのまう ねむれぬまち
こいびとたちをつつんでゆく しあわせそうに
しろくそまったふゆのほどう
ふたつのおもいきざんでゆく
むねのおくにふりつもる
きみへのせつなさは「愛してる

なにもできないわたしだけど
たくさんのきもちあげたい

ときをつなぐかねのねは
すべてのもののなかに
あたらしいものがたりの
ことばをつづる

ほたるびのように まちをてらす
ようせいたちがつむぐめろでぃしずかにはびく
らいねんもまたおなじときを
ふたりでよりそいあるきたい
こえにでないいとしさが
ひとひらのこなゆき とかしてく

ほたるびのように まうこなゆき
こいびとたちをちかづかせて やさしくうたう
らいねんもまたおなじときを
ふたりでよりそいあるきたい
むねのおくにふりつもる
きみへのせつなさは「愛してる