世界から音が消えた日 (sekai kara oto ga kieta hi)

いつのまにか、せかいからおとがきえた
ついきのうまでなんともなかった
かすかにきこえた、しずけさのあしおとが
まだそこにきみがいるきがする
たすけてとつぶやいたこえ、きこえないふり
えいえんだとおもってた、そんなぼくらのせかいからおとがきえたひ

がをとおしたひび、がんこだったじぶん
おとがきえたら、どうでもよくなった
におい、ひょうじょう、ねっき、はだのぬくもり
なんでいままできずかない
れんじつながれるほうどうやとうこう
またかっておもうじょうほうでいやなもうそう
すがるようにあしたはきっと
ようないげんじつのなみってやつはきょうも

うまくいえないけれど
にげたりしないわ、もうにげないって
ねておきたらもとどおり
がんばれってじぶんにいいきかせ
いまならわかるあたりまえのひび
こうしゃをかけぬけるかぜ
めがくらむほどのあつさ
てをさしのべたそら、そこにぼくらのあすが

わーわーわーわーとウィンマイライフバックしんぱいないや
わーわーわーわーとウィンドマイデイズバックこんなとこでおわれないや

くずれてくにちじょうけいひんきゅうこう
そっとのりこんだいちりょうひらくとびら
なつのごごはかなしいほどのはれで
ひるさがりにぼくをこどくにした
ビルのあいだこだまするこえ
かいしゃいんつめこんだよていはみていで
ランドセルしょうがくせいしぶやこうさてんひとはきえた

たかだかかぜだよ、おおげさな
いつでもあえるじゃん、むりすんな
せいふくきたがくせい、えきのほーむ
つうがく、いつものなじみのとおく
なつかしい...すでになつかしいな
ひとむかしまえ、せみのこえ
とおくできこえたきがした、せかいからおとがきえたひ

またきもちがかくれんぼ
もういいかい、まだだよ
れいんのあとのれいんぼー
まっすぐそらにのびるひまわり
すいへいせんのむこうへ
よどんだきもちをなげた
うつろなよわさにさよならだ
にぎりしめたてのひらのなかにあすが

ウォーウォーウォーウォートグラブアワーホープバックまけないから
ウォーウォーウォーウォートファインドアウェイホームいつかきっとかえってくるわ
ウォーウォーウォーウォートウィンマイライフバックしんぱいないや
ウォーウォーウォーウォートウィンドマイデイズバックこんなとこでおわれないや