のこされたこきゅうをつかいはたせば
だきとめたきおくさえはいえとちる
こどうとはのろいだときづきながら
さんれつしゃはわらいくううつろなひつぎ
そのさけびもやがてかこにとける
あんしつのはなだけをみちづれに
いやだよ
おわるためにうまれたひげきなど
いきをとめてそのままで
いのちよぎんにひかれ
はてなきゆめがいつまでもつづきますように
きえたくないよきえないで
ただそれだけをいのった
さいごのさいごのしあわせ
だれにもだれにもうばわせない
はなさない
つくられたせかいはどちらだろうか
めをそむけしにがみにかわれたのは
ゆれるひのあざやかさをもてはやすころ
はくろはなきつづける
そのけつまつをおもいだせ
あさをむかえるのはあとなんにちだろう
ゆるされたじかんはあとなんぶだろう
このこころがみたされるのはあとなんびょうだろう
こわいよ
とどかずにくちてゆくそのひが
いきをとめてそのままで
いのちよぎんにひかれ
やさしいうたがいつまでも
ひびきますように
かなしみもいつかさるのなら
いつかまでおくりかえそう
こんなにこんなにささやかだ
さいごのさいごのねがいごと
やすらかなひびだけがつづけばよかった
それをまもるだけのちからがあればよかった
しずかなゆうなぎをずっとみていたかった
それをまもるだけのちからがあればよかった
すべてをささげても
いきをとめてそのままで
いのちよぎんにひかれ
はてなきゆめがいつまでも
つづきますように
きえたくないよきえないで
ただそれだけをいのった
さいごのさいごのしあわせ
それでもそれでもふれるなら
ゆるさんない