Gedosanka

ぜんぶきたいしてみたまぼろしだった
しんじたかった
すがりたかった ああ
からだのおくそこにあいたらせんじょうのあな
ぼくだけじゃなくきみにもなんだね
ゆるされることなどもうのぞんじゃいない
だきよせてもまだわからないしりえっと
ためらいもなくきずつけただいしょうか
きみのそうぼうはゆれてぼくをはなれた

どちらがほしいかなんてざんこくなとい
かみさまはなんどぼくらになげかける
みちをたがえるたびにぼくのうしろには
ながくのびたいっぽんのかげ
だれもがてにしるちいさなかけらで
なにができる
どちらがほしいかなんてざんこくなとい
かみさまはなんどぼくらになげかける

なにもりかいせずのみこんでた
みたくなかった
ふれたくなかった
からだのおくそこにめぶいたあのはなのたね
きみだけじゃなくぼくにもなんだよ

ふれられないおんどにねがうくらいなら
つくりもののすがたでもじしんをのぞむ
きみがぼくみつけてくれないとしても
たったひとりでみつけだすだけだから

どちらもてにいれようとうしなったもの
かみさまにあらがうとしてもとりもどすと
いたみにちかうたびにぼくのせなかには
ふかくきざまれたむすうのきず
だれもえらばないせんたくしをこのてに
なにができる
どちらもてにいれようとうしなったもの
かみさまにあらがうとしてもとりもどす

きみが（きみが
いきているなら（いきているなら
ぼくは（ぼくは
しんでいるだろう（しんでいるだろう
ぼくが（ぼくが
いきているなら（いきているなら
きみはしんでいるだろう
せをむけてぼくら

ぜんぶきたいしてみたまぼろしだった
しんじたかった
すがりたかった ああ
からだのおくそこにあいたらせんじょうのあな
ぼくだけじゃなくきみにもなんだね

どちらがほしいかなんてざんこくなとい
かみさまはなんどぼくらになげかける
みちをたがえるたびにぼくのうしろには
ながくのびたいっぽんのかげ
だれもがてにしるちいさなかけらで
なにができる
どちらがほしいかなんてざんこくなとい
かみさまはなんどぼくらになげかける