くるまのやねにひびくあめのおと
ききながらずっときみへのことばさがす
よりそいにくいこのきょりできみを
だきよせるほどのゆうきがぼくにあれば
はじめてひとをすきになったわけじゃない
なのにきみのむじゃきなえがおにうごけなくなる
きみとならいつかのじぶんに
もどれるようなきがして
わすれてしまったなにか
うしなったなにかを
きみとならまた
となりできみがなにかいいかけて
きゅうになきだすからおもわずそのてをひく
なにもきかないのやさしいね」ときみがいう
やさしいふりしてほんとうはきけないだけなんだ
あまおとはつよくなるばかり
まだこうしていてくれる
このあめがまどをつつむ
そとはもうみえない
だからこのまま
きみとならいつかのじぶんに
もどれるようなきがして
わすれてしまったなにか
うしなったなにかを
あまおとはつよくなるばかり
まだこうしていてくれる
しんじてもいいんだよね
きみのそのぬくもりこれからさきも