くるったつきをうけとめりょうてをかかえおびえているそら
このこえがとどくまで、よあけのおとずれもゆるせないまま
すべてのきみのことばが
すべてのきみのしぐさが
ぼくにはまだ、はかなくすぎて
さしだしたぼくのてにふれることはなく
つめたいきみにくちづけをかわした
なんどもきみのなをさけびつづけても
ふりつもるかなしみはだれにもけせない
このであいさえあやまちときざまれつづくつみのなかでふるえた
すべてのぼくのおもいは
すべてのぼくのこころが
いまもきみをわすれられずにいた
よあけのそらがすきなきみが
さいごにみせたあのなみだを
ひかりにかざしてぼくにみせた
あのすがたのまま
だれにもとめられないつのるかなしみよ
どこまでもおちてゆけ、もっとふかく
どれだけくるしくてもぼくらをはなせない
このからだがくちるまでだれにもけせない
ぼくだけのきみよ、そらたかくまいあがれ
ぎんいろにそまりゆくだいちにだかれた
いつだってみあげればきみがわらってる
いつのひにか、このそらでぼくらはまたであえる