Mangetsu No Yuube

風が吹く港の頬から
焼け跡を包むように襲う風
悲しくて全てを笑う
乾く冬の夕べ
夕暮れが悲しみの街を包む
見渡す景色に言葉もなく
行くあてのない怒りだけが
胸を熱くする

やさほーや 歌が聞こえる
眠らずに朝まで踊る
やさほーや 焚火を囲む
吐く息の白さが踊る
解き放て命で笑え
満月の夕べ

(*bis)

声のない叫びは煙となり
風に吹かれ空へと舞い上がる
言葉に一体何の意味がある
乾く冬の夕べ
飼い主を失くした芝が
道ほーとじゃれながら
道を行く
解き放たれ全てを笑う
乾く冬の夕べ

(*bis)

解き放て命で笑え
満月の夕べ
解き放て命で笑え
満月の夕べ