Redo

いつからそんな顔して
いつから壊れていった
過ぎ行く季節が泣いている
悲しげな足音を冷たく濡らすのは
何も言わずに降り注ぐ雨

聞かせてRain　どうすればいい
踏み出せない　わからなくて
聞かせてRain　どこに行けばいい
ひとりきり濡れたままで

顔を合わせて思い言葉にすれば
何かが変わると思ってた
届くはずもないなんて
あの時は思うことすらなかった

いつだってそう　あなたに
真っ直ぐでいたから
見えないようにしてくれたの
いつだってそう　あなたは
優しく傷つけて
心を話してくれない

聞かせてRain　どうすればいい
踏み出せない　わからなくて
答えてRain　もう終わりね
このままじゃ壊れそう

どこかで混ざり合わない　あなたとの温度に
目を逸らしていたわけじゃない
いつだって遠く思えた
隙間埋めようとするたび痛い

声に出さなくてもいい
この手話してくれたら何も聞かずに言えるよ
笑顔でさよならなんて嘘もつけないから
この涙は忘れてね

いつだってそう　あなたに
真っ直ぐでいたから
明日が曇って見えない
乾かない悲しみも
捨てきれない思い出も
何も残さず流してね
Rain