小さな頃から叱られた夜は
いつも聞こえてきてたあの小さな呪文
静かに流れる時にいつの日か
あたしは眠れる森に連れ去られてた
小さな頃から見えない力で
あたしを強くさせるあの小さな呪文
たくさんの傷と争う夜にも
抱きしめるたびにいつも震えて響く
擦り切れた言葉たちの欠片さえもう
どこかへ消えたわ
壊れそうなのは夢だけじゃないの
窓から差し込む光もう行かなくちゃ
乾いた風に雪詰まっても
怖くはないわ ひとりじゃない
擦り切れた言葉たちをきっといつかまた
愛せる時がくるかしら
少し眠ったら朝はまた来るわ
窓から差し込む光もう行かなくちゃ
ただ歩く人ごみに紛れ
いつも何故か泣きたくなる