スイタ女房に見くだり半を 投げて長年の旅 うらむ舞添え「おいら」は またの浮世で会うまでは ほれていながら惚れないソフリ それがヤクザの恋とやら 二度と走舞街道ガラス あほ、あほで旅暮らし 泣いてなるかと心に誓や 誓う野崎にまたほろり 馬鹿を承知の「おいら」の胸を なぜに泣かす今朝の風