まどをたたく
あめのおとが
ないてもいいよ
そういってるきがした
ひかるなみだ
めをとじれば
うつるえがお
みみのおくのっこった
わたしのなまえ
よぶこえは
せつなくひびく
つたえることすらできなかった
わたしのおくびょうなこころ
ただひとつだけ
かみさま、どうか
なにげないひびをくださいと
とどかないこのおもいが
おきざりになって
ときはすぎてゆくの
ただひとつだけ
かみさま、どうか
なにげないひびをくださいと
さよならをこのおもいに
つげられたのなら
きみをわすれるのに