Hakutyumu

はぐれたきおくのかたすみにおいたままの
あなたのざんぞうがとうくにきえていく

あこがれにのらわれつづけていた
あわいきぼうにみせられていた
はくだくのそらをただとびまわる

きこえてくるけしきのなかに
あわくふくかぜをさがしもとめ
おもかげのこうやをただかけめぐる

ときのなかにわすれられていた
ひびがいろをまっていく
いつわりのなかのひかり
ずっとみえていたのかな

はぐれたきおくのかたすみにおいたままの
あなたのざんぞうがとうくにきえていく

みえぬきろにたちつくしていた
いえぬこころははなれたまま
こどくのなみにのめりこんでいくだろう

なにかをしんじることでさえ
あすばいろをなくしていく
かなしみのなかのひかり
いますぐつたえられたら

あいしたあなたのことばがとけていくころに
あのに~つのざんぞうがとうくにきえていく

もうふれることのないとどくはずのない
あなたのむくでしろいよこがおはどこ
にあるだろう

はぐれたきおくのかたすみにおいたままの
あなたのざんぞうがとうくにきえていく
あいしたあなたのことばがとけていくころに
あのに~つのざんぞうがとうくにきえていく