優しい歌声に導かれて
流れ落ちる真っ白な
涙が風に吹かれ
時を刻む
僕を見る
汚れを知らない瞳は
果てしなくどこまでも
続く大地を映し
小さな指で忘れていた僕の涙の跡をなぞる
君の細く透き通る
声が僕を離さない
僕がここに居続ける
ことは出来ないのに
こぼれ落ちる涙はお別れの言葉
何も聞かずただ僕の胸に手を当て微笑み浮かべ
君の頬に口ずけを
僕は君を忘れない
もっと強く抱き締めて
僕が空に帰るまで
君の細く透き通る
声が僕を離さない
もっと強く抱き締めて
僕が消えないように
僕が消えないように