Diorama

あの日みあげたそらは いっすんのくもりもないあおいそらで
ゆめはとほうもなくまっしろいうなばらむげんにひろがって
ぼくらはまぶしくててをあおぎうつむいた

さんねんまえのあの日にこのまちにもはつゆきがふりました
なぜだろうじかんがとまりまるできのうのことのように
あざやかにおぼえているんだわすれたいはずなのに

そうひびはとまらずながれてゆきかこにしがみつくぼくがいて
きづけばきみのおもかげをさがしてるどこにいるの

このりょうてにまいおちるこなゆきの
はかなくつめたいわかれはかぜのようで
いつまでもわすれないよあなたの
ながしたなみだをぬくもりをじおらまのまちで

ああいつかはなしたゆめのはなしもういちどきかせてくれませんか
さようならなんてまだうけとめられない
ぼくたちに

このりょうてにまいおちるこなゆきの
はかなくつめたいわかれをむねにだいて
ほらせかいはいろづきかがやいてる
あふれるえがおとメロディがいつもよりも
やさしくてあたたかくてすこしないたよ
ありがとうぼくらはぼくたちは
ずっとここにいるよ