たんさんすいのあわだってすこしずつ
ボトルのそこからそっときがぬけるように
ひとのこころのいとしさもしらぬまに
どこかにげてしまうものなのね
なみだがでないのはなぜ
つよいわけじゃない
ひきとめたいけど
しかたないとあきらめて
ためいきをかたでついた
だってわたしのほうが
あなたをすきだから
しあわせだった
つきあえただけでも
なにをどうしていれば
そばにいられたかな
こいはいつでも
おとことおんな
ふとうごう
ひらいたこころできるならふたをして
とじこめられてらずっとしんせんなままで
いまもあなたはのみかけのたんさんすい
きっとくちをつけてくれただしょう
かなしくないわけじゃなく
なきがおはきらい
このてのばしても
とどかないとしっていたわ
ゆめなんてはかないもの
だけどあなたがいなきゃ
わたしはいられない
やさしいしぐさ
ひとりじめしたくて
ふたりさよならしても
ゼロにはもどれない
はんぶんわけた
おもいでだって
ふとうごう
こんなひがくる
わかっていたの
それでもわたし
よかった
だってわたしのほうが
あなたをすきだから
しあわせだった
つきあえただけでも
なにをどうしていれば
そばにいられたかな
こいはいつでも
おとことおんな
ふとうごう




























