広がるこの世界が
きらめくようで私は泣きたい
瞬くたびに何だか
そこにいたの私が
また帰る場所がなくなった
私なんてさあ
枯れてゆく花を持したよう
下がる体温をくらった私の燃える体へ
帰ってきてよこの鳥かごに
また髪の子が一人と一人
ハロー、ボーイあとずさってよ
言葉よりも消えるその号は
灰になって知ったよ
レム睡眠の中で会ってさあ
それでいいのに
恋したと言えようか
くだらない神経錯覚を
繰り返していたい
気づけばそこに立っている
昨日死んだはずの私が
泳がされて尚水を飲む私なんてさあ
心なんてもう置いてきたよう
いつしか愛なんて私の押し付けでしかない
帰ってきてよ化けの皮なら
剥がれてもまだ引き廻してしまうよ
ハロー、ボーイ嫌っていたいのよ
許す真実と滲むこの知能も
高が知れたよ
触れるなんて概念なくてさあ
それでいいのに
また帰る場所がなくなった私なんてさあ
枯れてゆく花を持したよう
下がる体温をくらった私のこの体へ
ハロー、ボーイ嫌っていたいのよ
皮膚の下、七色の目が止まらない
今日の私どこへやら
触れるなんて概念なくてさあ
ハロー、ボーイ知らなかったよ
言葉なんていらなかったのを
私じゃ駄目だよ
あなたごときすら必要でさ
それでいいけど