そばにあるとつい確かめる
そのてのひらの感触
それはいつもいつもあたたかい
なにもいわずにただあんしんできる
あなたがしてくれるみたいに
せめてそのはんぶんでも
わたしはつつんであげられてるかな
すこしこころがさむいひも
ことばのいらないこのときを
ただじっとみつめたい
じぶんのむねにてをあてれば
はっきりとわかるの
だれよりもあなたがすき
ひとつひとつおとなになって
いままできたつもりでも
あなたのまえではちいさくなる
いちばんほんとうのわたしになる
くもったまどのそとをみれば
あわゆきがまいおちる
ふたりではじめてみたゆきは
つもらずにとけても
きっといつまでもわすれない、わすれない
ことばなんてなくても
じぶんのむねにてをあてれば
はっきりとわかるの
ふたりではじめてみたゆきは
つもらずにとけても
きっといつまでもわすれない、わすれない