夜空に近いスカイ・ラウンジ
霧雨がせつなくて
あなた 呼び出してみたの
お久しぶりね 声をかければ
淋し気な横顔に
やさしい微笑ほほえみが浮かぶ
ああ何も訊かずに今は
恋人のふりして
ほろ苦いボサ・ノヴァに
身をまかせていたい
困った時に 呼び出す癖は
今日かぎり やめるから
少し 酔わせてね
送ってゆくよ 街へ降りれば
湾岸のさざ波に
タワーの灯りが揺れてる
ああ 甘く誘う瞳が
あの頃のままでも
一度割れた鏡には
夢は映らないから
ひとりtaxi 乗りこむ前に
おやすみのkissをさせて
I loved you あなただけ
I loved you 本当よ