つめたい このへや こごえる くちびる
かすかに ともした くものいと ゆらめく
よるの せいじゃくを かきけす あまおと
こんやも とおくで かなしい こえがする
うすぐらい ろうかに やさしく うかぶ ガラスの
Silhouette
まどに つたう しずく なみだのように
こぼれおちてく
やみに ねがいを つきに いのりを
そらたかく まえ くれないの つばさ
ふゆの こどくを はるに とかして
とわに ささげる わたしの すべてを
さだめに やぶれた とべない からすが
こんやも よりそい かすれた こえで なく
きえそうな あかりを やさしく つつむ
しんくの velours
ほほに つたう なみだ かなしみ こえて
かがやく まで は
やみに ねがいを つきに いのりを
あのひの ゆめを けしたり しないで
はるの いのちを なつに こがして
いくせんねんも ときを ねけてゆく
やみに ねがいを つきに いのりを
そらたかく まえ くれないの つばさ
ふゆの こだくを はるに たくして
とわに ささげる わたしの すべてを
くりかえす ときの いなづま
もえあがる ばらの じょうねつ
よあけに そっと ひかりさした
やみに ねがいを つきに いのりを
そらたかく まえ くれないの つばさ
ふゆの こだくを はるに たくして
とわに ささげる わたしの すべてを
このよの すべてに