Yuki no hitohira

あなたのくちびるそっとふれて
ひとひらのゆきがとけたなら
どうかわたしとおもってほしい

めをとじればわらっている
あなたけが
うかんでくるなんて

こなゆきまうよるは
もうおどれないの
すぐにきえてしまう
ゆめでいいからひとめあいたい

あなたとえらんだしろいふく
つめたくわたしにまとうつき
ふゆのかぜにいきられぬちょう

あやまちなど
もうわすれましょう
まどのそとはうつくしいよるだから

ほしふるあのIBUは
にどともどらないの
てんしのつばさ
やのようにおち
きずつけてゆく

こなゆきまうよるは
ひとりぼっちで
まいごになりそうなの
しずかにめをとじて
ねむるあなたに
とどくでしょうか

ゆきのひとひらのささやきが