たまごがたのしんだいに
もぐりこもうみちてくのは
つめたいなつかしいようすいで
やっとほらねねむれるんだ
すいっちひとつで
むまをあやつって
どんなみらいならまんぞくだろう
ぜんのうのかみもすうこうなるおうも
このくににはもういやしないから
かかんなせんしにもかしこいぶしょうにも
どんなじだいでもなれはしないし
あたまばかりひだいかして
ゆがんでいくしきもう
ぜんせかいにつながるまえに
むすうのばぐにやられるまえに
ほんとうのしんじつの
つよいつよいあなたよぼくをだいて
だりあむしるはなびらに
そのばしんぎたくすねがい
すきときらいとわけへだて
ちらしもどしくさっていく
くりっくひとつで
こいまでおちよう
うつつはかんびなさっかくでしょう
きゅうさいのめがみもぜっせいのびじょも
このほしにはもういやしないもの
ゆめみるひめぎみもけだかきれいじょうも
こんなじだいにはえそらごとだし
こころかかってぼうちょうして
みるまにかわいいきけい
つきのかなたにつながるよりも
みちのだれかとであうよりも
ほんとうのしんじつの
うつくしいあなたよわたしをうんで
あくなきせんそうもこわいてろりずむも
このとちにはまだおこらないけど
たたかうへいしにもえらいひろーにも
どうしたってきっとなれはしないし
りゆうなきていこうむほうちたいばかり
このまちにはまだふえていくだろう
じゅんぱくのてんしもいのるじゅんれいにも
このさきでもきっとなれはしないし
いつまでもまもられるうちゅう
みるくいろのさいぼう
ぜんせかいにつながるまえに
むいみのばぐにやられるまえに
ほんとうにしんじつに
とうさまかあさまぼくらをあいして