まくらのしたかくすはけん
いにしえよりわたしをまもる
むねのいたみをふさぐのは
そのあおきかがやきのみ
たたかうことをわすれさって
しろいきぬにつつまれたなら
いまあなたがみえるのだろう
そのてがもつゆめのすがたも
でもなぜ
みみにひびくほうこう
ねむれぬよにめはきらめく
かぶさってやみのすきまから
みあげなくともこころには
はてしないうちゅうがある
いきることさえわすれさって
ひとりまたひとりあとずさる
ほほえみはさみしくやさしく
まるでわたしあわれむように
ここには
とわにつづくかわき
たてをもたぬこのからだが
あびるはたがちかおのがちか
ゆうひのあかもはじくはだに
おそれのいろはやどらぬ
まくらのしたかくすはけん
いにしえよりわたしをまもる
むねのいたみをふさぐのは
そのあおきかがやきのみ
ねむれぬよにめはきらめく
かぶさってやみのすきまから
みあげなくともこころには
はてしないうちゅうがある