ときはなてよ たおれふしても
よくはさかえて ひどうむじょうげんわく
けらくのその おわれるほどの
つみならもう いってきも
のこってないだろう
しこんのしじま やぶりくずおれたはだの
いとしろきかわ はげばべにうずくにくかい
このよにぼくらが
めばえたあやまち
さげすんでなじりあおう
いたみははだかになってゆけばいい
つきうごかせいまだたらない
おそるるほどのしぎゃくひぎゃくみわく
けらくはそのかぜはあえいで
からまるいばらのしたで
かじつははじけよう
びくんのどくはうたうめくられたるみみに
じゃこうにびこうはぬれてけものめくついおく
あがめるくんしは
ここにはふざいで
ゆえにみなあまんじて
えろすのどれいにとってかわらん
こがれおちるさかしまのわな
ぬかるむつちではかいそせいてんせい
ならくのもりつきははらんで
しをわずらい
なおひとはせいにはんしている
ときはなてよ たおれふしても
あくにさかえてげどうむじょうげんかく
しつらくのちおわれるごとく
ゆめならまだいっときに
かえりさくだろう
つきうごかせいまだたらない
おそるるほどのしぎゃくひぎゃくみわく
けらくはそのかぜはあえいで
からまるいばらのしたで
かじつはもがれよう