しずかになくかぜ
ひろがるのはらで
みどりにうもれて
つらなるはなのな
きみかげそうと
そっとあなたは
うつむきながら
すずのねのこえ
ああじんせいは
うつくしいと
そうおしえてくれたひと
ひかりをうけ
さいていよう
ゆうきゅうのときそのなかの
いっしゅんだとしても
なみだのしずくで
そだったはなのよう
はてないせかい
そのかたすみで
よりそいつどう
やさしいえにし
ああじんせいは
ときにかみし
ふれたゆびははなれて
またひとりの
よるがおりる
おもいでというわすれもの
むねのおくしまって
いきることは
なおもいとしい
そういまならわかるなら
ああじんせいは
ただうつくしい
ゆうきゅうのときそのなかで
かさなるきらめきを