どこまでもつづくその
りょうらんむせるはなのみつ
わたしはちょうとうまれ
あますことなく
かんじするこうふくの
いっしゅんがえいえんだった
きづけばゆかにたおれ
しろいてんじょうをみてた
おぼれていくひとのように
てをのばしてくちをあけ
このこえをなくすだろう
あなたのなまえをもうよべない
まぼろしはあざらかに
ゆびにいまもふれるのに
そびえたつはろうかく
すいきょうめぐってかいろう
わたしはみことうまれ
おくのゆめをさずかりまう
よろこびのこきは
つづないだった
みえないすながおちる
くずれるすべてのとき
うずもれるひとのように
あきらめてまぶたをとじ
ああことばもほうむられ
あなたのなまえももうしらない
まぼろしはあとかたもなく
ひとみにわきょうばかり
きづけばゆかにたおれ
しろいてんじょうをみてた
おぼれていくひとのように
てをのばしてくちをあけ
このこえをなくすだろう
あなたのなまえをもうよべない
まぼろしをこいながら
なきがらのままいきようか
くちもせずやかれもせず
みにくくもうつくしいわたし