いまもうつろうきみのおもかげ
いくつものひびをこえたどりついた
ながれゆくときのはざまでかわすくちづけは
さびしさとせつなさにみたされていたから
ねむるきみのほほをつたうそのなみだをかんじて
ちかづけないそのすがたにてをのばしてだきよせる
いつわりのほほえみがさまよう
ふたりよりそいときをかさねて
こうるきみのせかいをつつめたなら
さびしさつのらせてきみはつよがりのえがお
いまもまたあのひとをかんじたとしても
そばにいたいおもいだけがむねのおくをこがして
きみがかくこどくのそらふれられないこころに
おわることなくときはゆらめく
ねむるきみのほほをつたうそのなみだをかんじて
ちかづけないそのすがたにてをのばしてだきよせる
いつわりのほほえみがさまよう
いまもうつろうきみのおもかげ
いくつものひびをこえたどりついた