狼の詩 (okami no uta)

やまにほえのにほえ
つきにほえ
かなしきおおかみよ

なにがいたむか くるしか
きたかぜをおいかけて
ちへいへはしるあおいかげ
はしらなければこるから
ばかをしょうちでつっぱしる

わうわうわうわうわう

なまえもたないおおかみよ
うえてもだえてなみだする
わかさがこんなにつらいとは

つちをかみな みきをかみ
くさをかみ
さみしいおおかみよ

ゆめをどこかでかでなくしたか
らくじつのひのたまに
とびこむようにはねあがる
ここでとまればいしになる
いしになりたくないだけさ

わうわうわうわうわう

あいをしらないおおかみよ
すねてはぐれてふるえてる
くどくがこんなにつらいとは