拝啓 わたしのちいさくて
永遠に世界一の天使へ
はじめましての涙だったり
はじめて指つないで眠った日とか
はじめてすべてがダメな気がして
はじめて隣で泣き明かした日とか
はじめてだらけのふたりだったね
でも君とだから
乗り越えられたんだよ
笑うときにね片方の目が
きゅっと閉じるとこが同じ
眠いときにはふくれっ面して
舌くちびる突き出すのも同じなんだよ
君は君の名をいつ知るんだろうか
それとももう知ってるかな
レフアが老いた木に寄り添うように
優しく強い花を咲かせたように
そんな想いを込めたんだよ
冷たい雪の降る日は
この胸で休まればいい
激しい夏の日には
どこまでも自由に駆け出せばいいと
そうやって見守っていくよ
ずっと
君は君の名をいつ知るんだろうか
それとももう知ってるかな
君が君の名をいつか尋ねたなら
その時はどんな風に言おう
ah レフアが老いた木に
寄り添うようにと花を咲かせた日
ah マールク漂う風が
新しくわたしらしい生きる意味を教えてくれた
そんなことを伝えようかな