C-46

なつかしいうたをれこーどできいてみたくなった
はこからとりだしたときあのかせっとがあった

ひずんだおとのすきまにわらいごえのきみがいる
いたづなすきなきみがとったやつさ

なにもしらずにしゃべっているぼくを
ずっとずっとわらってる

ちかくをとおるといつだってみあげてしまう
きみもこんなふうにおもいでをみあげたかい

みじかいてーぷのなかでとうくをちかってる
きみのいうことばどおりにぼくがつづいている

あのときのやくそくとはちがうところにいるけど
いつかどこかできみのしあわせに

であってみたいとたしかめてみたいと
ずっとずっとおもってる

あのときぼくらはどこまではなれたのかな
いつものことだとどこかになかったかな

きずつけないようはりをそっとおろした
きみとなんどもきいたうたさ

ちかくをとおるといつだってみあげてしまう
きみもこんなふうにおもいでをみあげたかい

あのときぼくらはどこまではなれたのかな
いつものことだとどこかになかったかな