Futatsu No Kizuato

さくらのはなまうころ、きずあとをたどるのなら
あなた、そばにいたい
こごえるゆきのころはきずあともいたむでしょう
なにもなにもいわないのに

きりさいていやせるうちはすこしのむじゅんもころせた
たったいちどのあやまちがすべてのひきがねとなり

さいごにひとつつたえておきたいことがあるよ
"このよるのおわりできみをずっとずっとずっとまっている\"と

さくらのはなまうころ、きずあとをたどるのなら
あなた、そばにいたい
こごえるゆきのころはきずあともいたむでしょう
なにもなにもいわないのに

ためらいのあとのなぞればあなたをおもいだすから
しかいをくろくそめたのはだれでもないあなたのため

このよにおちたときからきめられたけつまつを
かえることができるのならぼくをぼくをすべてさしだそう

さくらのはなまうころ、きずあとをたどるのなら
あなた、そばにいたい
こごえるゆきのころはきずあともいたむでしょう
なにもなにもいわないのに

さいごにひとつつたえておきたいことがあるよ
"このよるのおわりできみをずっとずっとずっとまっている\"と

さくらのはなちりゆく、えいえんをねがうほどに
あなた、ふれられない
ガラスごしのせかいできずあとをえぐるけれど

なにもみだせない

さくらのはなまうころ、きずあとをたどるのなら
あなた、そばにいたい
こごえるゆきのころはきずあともいたむでしょう
なにもなにもいわないのに