Saraba

もうおわらせよう
なやみいきることを
なにもできないまま
しにゆくきせつながめることを

ぼくがふあんなのは
なにかたりないからじゃない
ぼくがびょうきなのは
みたされすぎてしまったから

りょうてにかかえたitoshiiものなどながめて
うしないたくないとふあんになりなみだする
そのたからものすべて
もともともってなかったろう

さらばかなしむばかりの日々
うまれてであえたそれだけだよ
そらがくもにおおわれて
ながいかぜをひいただけ
もうくるしまなくいきてゆこう
そばにはいくつものitoshiiいのち
せかいはくもってなんかないだろう
ふりそそぎつもっていく
かなしみばかりをみてたの
もうそんなものはみえなくていいよね

このせかいはまだしらないことばかりだから
ぜつぼうするにはまだすこしはやいきがしないか

さんじゅううんねんせいいきたのになんてようちで
くるってしまうなんておもいもよらなくて
じんせいけいかくとはなんとやくにたたぬのだろう

さらばじごくのような日々
こわいものはもうなにもないよ
まともなひとになりたくて
いきてるだけでつらくて
そんな日はかこになったよ
こたえはぜつぼうのなかにない
こたえはいきるなかにあるのだろう
ふりはじめたよろこびを
りょうてのひらでうけとめて
そのこころつよくつよくまもるよ

なきながらさまよいつもきえそうになる
よわさをしっているきょうは
なにもしらぬきのうより
だれかのやくにたてるかな
そのみらいはどこへいくのだろう

よくみればせかいはうつくしく
えがおやぬくもりはそばにいるのに
あかるくいきるってことが
なぜこんなにむずかしい
aaへんだねー、とてもへんだよ

さらばかなしむばかりの日々
うまれてであえたじゅうぶんだろう
もしもくもにおおわれて
きみがかぜをひいたとき
でぐちはあるとつよくうたうよ
もうかなしいおもいはしないでいいよ
もういっしょうぶんかなしんだよ
ふりそそぎつもっていく
itoshiiものにかこまれて
こころおだやかにいきてゆこう
かまうならえいえんにきえない
せかいへ