とおいなつのちいさなきおくは
くつひもをむすんであげるところから
はじまるのだたいせつに
なくさずにわすれずに
だきしめておいたものがたり
せわのやけるひとだからね
ふたりはひとつといえるかもね
おどろくほどむくにまみれ
ももいろとあいいろはてをつないで
ちいさなからだがやくそくをしたら
ひとつのゆがみも
なすすべなくじゅんすいだ
こいのこもじも知らないからさ
ふたりはせかいで
いちばんけがれなくいられる
あいのかねはごごごじにはびく
あの日だけふたりはいえをぬけだして
みたこともないよるのさき
せかいのひみつをしろうとした
わすれないでゆめじゃないよ
ふたつのまなこにはながれぼしが
おおきなみどりのしっぽをひいて
いのりもねがいもなにもかもをのせている
こどものままでいられるならば
もういちどどこかでめぐりあうきがした
いのちはきれいなわけじゃない
うつくしいじんせいなんてない
こきゅうがうまくできないのは
いきてるしょうこだ
ちいさなふたりはしらないけれど
せかいはゆめゆめ
ねむることもできないぞ
こんなものがたりをわすれるくらいなら
おとなのおもじをしりたくもないのさ
やくそくしたのだながれぼしのしたで