とどいたきみからのえはがきは
ひとことさえあいをかんじとれない
あのなつうみのいんくでしるした
ににんのけしきもうさがしだせない
まぼろしのようなほんのすこしのきたいは
きせつとともにあのにげみずのかなた
かえらぬなつしょくのきおくがものがたりになる
いつかこのむねのなかで
ずるいねきれいなおもいでだけのこしてきみは
さっていったときめきをそのままに
あのうみとじこめたえはがきに
あきのけはいをそっとしのばせたんだね
かげろうのようなはかなくみじかいこいは
うちよせるなみまにくだけてきらめく
かえらぬなつしょくのきおくをわすれようとしても
いたみはこのむねにいまも
わかるよせつなさにじむもじおわったんだね
さよならとことばにはしなくても
かえらぬなつしょくのきおくがものがたりになる
いつかこのむねのなかで
かえらぬなつしょくのきおくをわすれようとしても
いたみはこのおもいのなかに
わかるよせつなさにじむもじおわったんだね
さよならとことばにはしなくても