うみをわたるうすべにいろの
はるのかぜにほほそめて
たびだちゆくきみをみていた
なみだひとひら
すずのねがひびきわたり
まちはもうまつりのよ
ゆびをからませおどった
おぼろのつきのしたで
よつゆにぬれたくろかみに
ひとひらのはなをさし
わすれないでとほほえむ
きみとたまゆらの
ずっとずっとこころにふかく
ひめたおもいおいかけて
あさがくればふりかえらずに
きみはゆくだろう
とおくとおくはなれたいまも
あつくむねによみがえる
きみのほほにひとすじおちた
なみだひとひら
くちぶえをふきうたえば
どこまでもいつもふたり
こいにこいしたあの日も
しぷかのおかのうえも
さるびあのはなゆれるみち
さよならをくりかえし
またあしたあえるはずの
きみはうたかたに
ずっとずっときれいになって
きみはかがやいてるだろう
いつかいつかめぐりあうなら
こころささげよう
とおくとおくはなれたいまも
あつくむねによみがえる
きみのほほにひとすじおちた
なみだひとひら
そらとうみをへだてたばしょへ
いのりとどくそのひまで
うつろいゆくつきひはいつか
きみとかさなる
うみをわたるうすべにいろの
はるのかぜにほほそめて
たびだちゆくきみをみていた
なみだひとひら