よるのとばりがぼくらをつつみこむ
もうこのへやはあいのぬけがら
'うんめい'というひびきはとてもきれい
でもだからこそざんこくなもの
きずつけあうことゆるしゆるしあうこと
きずなにあまえてたふたりがさいごにえらんだことば
さよならあいにゆれたきせつがとまるしゅうちゃくえきで
ぼくらはあしえとたびだつそれぞれのきっぷてにして
かわりはえのないにちじょうのなかにこそ
かけがえのないものかくれてたんだ
へやじゅうにちらかったえがおややすらぎを
どうしてねえどうしてふたりはさがせなかったのだろう
そしてさよならふたりであった'うんめい'にわかれをつげるよ
なみだのむこうがわへゆこうやさしさとむきあうために
いまはさよならあいにゆれたきせつがとまるしゅうちゃくえきだ
ぼくらはあすへとたびだつそれぞれのきっぷてにして
それぞれのしはつでんしゃで
さよならさよならさよならさよなら