ふりつづけてつもるかこは
ふゆとみまがうけしき
おとずれぬつぎのきせつを
しりながらめをとじる
のぞむことがくさりになるならば
かえるところなどいらない
このむねのおくふかくただいきをころして
さかぬままひそむくれないのはなをふるわせるものは
とういあの日にであいかわさずにわかれた
ついおくにいきるかのひとのおもかげ
あいよねむれさめぬまま
いてついたしろいきおくがときおりうむまぼろし
ぬくもりにいざなわれてもまどうずにせをむける
ねがうことがかせにかわるならば
やすらぐばしょなどいらない
かおることばひめたくちびるのかばんを
かたくなにとざすちんもくのはなをあかくそめたのは
はやるこどうにたぎりかけめぐるちしおと
もえあがりあつくもりたけるほのお
あいよしずめとけぬまま
つめたいつきの(ちることをしらず
ふらすひかりが(かれることもない
てらしだすけっしてあいれることなきかげ
このむねのおくふかくただいきをころして
もうにどとさかぬべにのはなをいまひとつたおり
あせることなくひかるほほえみとなみだを
ついおくにみせるかのひとにささげて
あいはここへおきざりに