こいびとのむかしがたり
のゆうぐれの
くさのがきんに
そまるころ
つちのかおりにむせかえる
やますそにひとつのはた
あめによごれたままで
よどんだかぜをよんでいる
しずけさは
たちのぼりたちのぼり
なつのひのぼくらの
ひみつはねむる
しろいはたのもとに
しろいはたのもとに
くれないのなみだと
ほのおにやかれて
ぼくらはどこまで
しずかになれるの(いみや
きらきらと
あさつゆをのこした
くさのほを
かきわけてかきわけて
こいびとの
むかしがたりのうつくしさ
さみしさは
たちのぼりたちのぼり
しんしんと
このむねをよびもどす
しずけさは
たちのぼりたちのぼり
なつのひの
ぼくらはかえる
しろいはたのもとへ
しろいはたのもとへ




















