KARMA CITY

沈み行く街並みに溶けていくあの子はいつだって（沈んでいく街の中溶けていったあの子は
その髪をちいさく湯って退屈そうに笑った（その髪をちいさく湯いながら退屈な顔で笑った

思い出せなくなってしまう前に遊びに行こうぜって（思い出せなくなっちゃう前に僕と遊びに行こうぜって
ついには言えないまんまあの子は消えていった（ついにはもう言えないまんまあの子は消えていったんだ

この感情は生まれ持っていたって
気付いた頃に君はどこにもいないなんて
頼るぬく夜に落ちていく
ここは一瞬を繋いで作った
過去と未来のわずかな隙間カーマシティ
君はほら街をはずれて消えていく

今を掴もうとして握りしめた手に掴んだのは（今を確かに欲しがっていたその末に手に取ったのは
僕が掴もうとした今とはまた違った未だ（僕が欲しかった今じゃない過去の色した別のもの

同じようにあの子は誰の手もすり抜けて（あの子はまた同じように誰の手でもすり抜けて
いつも一人でいたんだ諦めるように泣いて（いつもただ一人でいたんだ諦めるように歌って

戦う奴らはあの子を笑う戦わない歌歌うから（戦う奴らはあの子を笑う戦わない歌歌うから
戦う奴らはあの子を笑う戦わない歌歌うから（戦う奴らはあの子を笑う戦わない歌歌うから

あの街灯の上座っていたんだ
君は灯りに乗って街を見下ろしたアイロニー
風がそのスカートを撫でていく
ここは永遠を刻んで潰した
聖者と死者の確かな隙間カーマシティ
君はほら街をはずれて消えていく

この感情は生まれ持っていたって
気付いた頃に君はどこにもいないなんて
頼るぬく夜に落ちていく
ここは一瞬を繋いで作った
過去と未来のわずかな隙間カーマシティ
君はほら街をはずれて消えていく

消えていく