いつかきみとみあげたそらは
こころのなかそっととけていく
しろいノートにかいたてがみは
ゆくさきをつげないままとじこめた
ことばにすればもどれないから
いつもきみとみあげたそらは
かなしいくらいあおくすきとおっていた
ここできみとすごしたひびは
やさしすぎてむねをしめつけた
きみのこころにふれてみたくて
つないだてほどいたら
きゅうにこわくなった
いつもつよがっていたわたし
いつのまに
ほおをつたうなみだ
いつかきみとみあげたそらは
かなしいくらいあおく
ただだまっていた
ただだまっていた