みつめていたながれるくもを
かんじていたかわるそらのいろを
たちどまったぼくらはきづく
うつろいゆくせかいがつむぐうたに
のばしたゆびでたぐるように
ただひとつかわらないものさがす
かざすてにともしびを
あすへとつづくちいさなしるべ
いまもまだこだまする
あの日のことばちかいにかえぼくはゆく
わすれていたふるいかぜたち
なつかしさのねいろをくちずさむ
とらわれてたぼくらにつげる
このばしょからはじまるものがたりを
のばしたゆびでたぐるように
ただひとつかわらないものさがす
みあげればともしびが
かことつながるちいさなあかり
このきずなあるかぎり
ぼくらはぼくらのままでいられつづける
みちてゆくともしびは
いまをかがやくちいさなひかり
かざすてのともしびよ
あすへとつづくことばとなれえいえんに