空を赤で塗り潰して涙を黒で描いた
ありのままの自分で色をつけたら叱られた
空はいつも晴れた青で涙はいつも澄んだ白だと
僕は閉ざしたまま決まりきった未来を描いた
"みんなと同じように嫌いに描きましょう\"
パステルに塗り潰して普通の僕を作り上げた
このキャンバスの中に自由がひとつもない
感傷と抑圧の色彩で余韻調和をキャンバスに綺麗に描く
誰でもいい僕でもいい出来合いの色なら今心なくして
黒が絶望だと誰が決めた
白が幸福だと誰が決めた
例えばこの胸の燃え尽きる赤
例えばこの身体を支えてくれる影の黒
どれひとつとっても自分だけの色
そしてまだ見ぬ色もきっとあるはず
このキャンバスの中に真実だけ描く
溢れ出す感情の色彩でマスカラなキャンバスに自由に描く
誰でもない僕だけしか使えない色で今心解き放て
命さえ惜しくないその色が生まれたら未来よ鮮やかに染まれ
膝を抱え泣いている少年に教えてやる
"あの日のお前は間違いじゃない\"
暴走するフィクションの中
逆光する魂の三段
圧倒的なノンフィクションで
よごれなきアイデンティティの解放