こどくのつきがやみをさす
ふかいときのそこねむりについては
なんどもくりかえしている
せんのきおくたどるじゅもんみにまって
だれかをきずつけてもうしなうものは
このてにはないのに
だれかをまちつづけるおもいだけが
あやつられためいろのように
えいえんにおわらない
さまようやみのたびへと
はてしないよくぼうよ
ゆめのつづきさらえ
おろかなじだいのまくあけ
まばたきのあいだとおりすぎてゆく
いつでもさがしつづけてる
かすかなあしおとにみみをすましっている
だれもいくことのないなにもみえない
このときのはてさえ
だれかにであうためとしえていたら
すこしはたのしめるのだろう
えいえんにからみあう
がんじがらめのじゆうを
たちきっててにいれた
まぼろしときづかずに
えいえんにおわらない
さまようやみのたびへと
はてしないよくぼうよ
ゆめのつづきさらえ