Inori Namida No Kidou

かじかんだきみのてをにぎりしめると
このまま時がとまれば…”っておもう
のぞきこむようなめがうそをさがしてる
ばかだななんにもでてきやしないとわらってこたえる

とおいみらいをゆめみたりうれたり
きょうもあたまのなかでいったりきったり
さわらないでなるだけてをくわえぬように
こころのきどうをみとどけたい

さようならさようならさようなら
ゆめにどろをぬりつけるじぶんのみにくさに
むぼうびなむそうかだってだれかがやゆしても
ゆるがぬおもいをねがいをもちつづけたい

みなれたばしょがちがうかおしてみえるのも
ほんとうはぼくのめせんがかわってきたから
じゅんすい”や“すなお”ってことばに
あくいをかんじてしまうのは
きっとぼくにもうじゃきがあるんだね

わすれようとしてでもおもいおこしたり
いくつになってもみんなにたりよったり
なくしたくないものがひとつまたひとつ
こころのきどうにいろをそえて

まよったらそのむねのかこうから
きこえてくるながれにみみをすませばいい
ざわめいたきらめいたすきとおるながれに
ささぶねのような祈りをうかべればいい

きみがないてわらって
そのたびこころをゆらす
もっとつよくありたいっておもいで
むねはふるえている

わすれないできみにやどったひかり
いつまでもきえぬようにみまもりたい

さようならさようならさようなら
あこがれをふみつけるじぶんのよわさに
かなしみがさみしさがときどきこぼれても
なみだのきどうはきれいなかわにかわる
そこに
ささぶねのような祈りをうかべればいい