ねえあたたかいスープのように
きみへのおもいもさめるのかな
ねえくんのいちぶになりたいとねがう
ぼくはやっぱりよくばりかな
ふゆのそらふくかぜは
ふと、ひとはだこいしくなる
むなしさなんてないというが
だれかをおもいだす
ねえあたたかいスープのように
じかんがたてばさめるのかな
ねえくんのことばできょうもすくわれたのに
さびしくなってしまうのはなぜだろう
よるからあけたぼくはいうの
きのうのぼくらはどこ
えいえんなんてないというが
ぼくはしっているんだよ
もっているんだよ
えいえんへのたからのちずを
ねえあたたかいスープのように
じかんがたてばさめるのかな
ねえぼくはいつもしあわせにくるまれてるのに
それをなんでうたえないんだろう
ねえあたたかいスープのように
きみがこごえたときにがわにいたいんだ
きたいをしてうらぎられて
だいすきがこわれるひもあるけど
ぼくはいきてゆこうとおもうんだ
そんなひびを
さめないように
ねえあたたかいスープのように