さくらのはなびらがかぜにころがりおどった
かわのながれにふねをふかべて
またひとつはるがきてわすれたはずのおもいが
このむねにようにかえる
ぐうぜんかのじょみかけたながいかみをたばねて
たぶんふたりまちあわせね
みなれたそのすがたこーとにてをいれた
あなたのかけがそっとかさなる
あきらめたはずなのになぜむねがいたむの
わらいあうくうきにこえもかけずせをむけた
こいびといじょうにながくいられる
このほうがこのままでいもうとのままで
ほんとうはあなたもしってたくせに
このきもちをこのこいをわたしよりももっと
むかしみたいにでんわもあんまりしなくなったね
しらないことがあふれていく
こどもじみたじゃらしいはやくおとなになりたい
そのひとみにうつるような
たんじょうびにくれたゆきのけっしょうは
あの日のせつなさでいまもまだかがやいて
こいびといじょうにだいせつだから
いもうとのようだとあなたはいたけど
きずつけないためのやさしさは
このこころをとらえていつまでもはなさない
こいびといじょうにながくいられる
このほうがこのままでいもうとのままで
ほんとうはあなたもしってたくせに
このきもちをこのこいをわたしよりももっと