Aster

はじめてふたりかわしたやくそくは
いまはかなわないままきえる
ふるえたきみをだきよせたきおくさえ
はるかとうくかんじたよあけ

あいしあいされたかこはいまもあざやかに
やさしくこのむねにはびく

なきわらいあったひびはきっといつだって
きざまれている、ざんこくに

こわれないように、わすれないように
しずかにねむるあなたのてをそっとにぎって
ひとみをとじてやさしくつげた
さいごのあいははかないはなのようにちった
さよなら

のこりががいつもきみをおもいわする
ここにはもうなにもないのに
うつむくのはなれてしまった
それでもまだいまだけは

こわれないように、わすれないように
しずかにねむるあなたのてをそっとにぎって
ひとみをとじてやさしくつげた
さいごのあいははかないはなのようにちった
さよなら

とじられたとびらにめをふさいで
しろいへやはわずかにゆれた

こわれないように、わすれないように
しずかにねむるあなたのてをそっとにぎって
ひとみをとじてやさしくつげた
さいごのあいははかないはなのようにちった
さよなら

まぶしかったあの日々がすぎさり
ぬくもりはいまでもかわらぬまま