あらたなばしょへつばさをひろげて
たびをするわたりとりたちよ
きぼうにみちたそのすがたは
まぶしいほどあざやかにうつる
ふいにいちわのとりが
むれをみうしないはぐれ
とうほうにくれたまつろに
えらぶみち
めざすさきにはたどりつけないと
さとりつばさをしずかにとじた
とぶことをやめたそのとりは
せめてもとたかいきのうえに
すをつくりそらをながめては
しあわせについてかんがえていた
このいきかたはけっして
まちがいではなかったと
いいきかせつづけ
つめたくなっていく
ゆめおいびとよどこまで
いきいそぎつづけるのか
ぎせいにしてきたものも
わからぬままに
のこされたすのなかでひなどりは
そらをみあげてつばさをひろげた
ゆめおいびとよどこまで
いきいそぎつづけるのか
ぎせいにしてきたものも
わからぬままにして
いまはただ、ねむらせて