Rokurokubi (Karyoubinga)

たどりついたさいかいのきわに
なだのたまきらきらまう
ふらちのはてちぎりたるひとは
いさかうまもなくかげもなし

みつめられたらすぐにこぼれてしまう
うつりぎなこのみなればこそ
だきよせてつなぎとめて

おどれせんのだんめぐりめぐりてあのひとのばん
あれこれすべてをみずにないでわたしをうべなえ
せんりがんあらばはせてわたしのもと
よなよなくびのばしむかえにくるゆめをみる

いたについたひとりねのそばにかりどりのねこがはべる
せんなきとてよりくずとよりを
もどしてやるほかしくはなし

もとめられたらすぐによろこべてしまう
ふみもちのおんなだからこそ
とらるるはあなたのつみ

おどれせんのだんめぐりめぐりてあのひとのばん
あれこれすべてをみずにないでわたしをうべなえ
せんりがんあらばはせてわたしのもと
よなよなくびのばしむかえにくるゆめをみる

まぬけづらしたやさしいおとこ
みれんのあらばともかくおいで

おどれせんのだんいまやなつかしあのひとうばん
かれこれすべてをみつにけして
わかったらはやく
しんびんがんあらばそめてわたしのこと
またぞろあやまれてうばってにげるひとがいい

まちくたびれてのびきるくびよ