あめあがりあさ
まどをへだてたむこうで
のろまなひがのぼって
せかいがうごきだした
さぐりあうまちのかたち
まじりあういんとようの
くべつもつかないまま
よかれとするせかいをみた
きんとうなひとの、ながれぬけて
たからかに、あしおとたてて
ぶれのないほわばで
かかんにあるきだせたらな
まちにしばられてゆききするかげを
おいてくほど、とうくまで
いままでどうりをとおるのは
もうたくさんだよ
こころないいろにそめられたとしても
ぬぐうほど、とうくまで
きぼうはないさ、ないけどまあ
ここにはいたくわないだろう
かたちだけのそんざい
とけこむのはとくいじゃないから
ひとりをこのむふりして
ひとりをなげいていたんだ
ゆがんでいくじょうけい
あしばにじしんはないな
ふらつくいしとそんざい
だれのたすけもいらないの
すがりついてきずついた、としても
あきれるほど、とうくまで
ひとりじゃないな、なにもしていないから
きづかれないんだよ
うごかずに、ふあんになると
じぶんがわからなくなるんだ
なやむだけばかり、ことだらけに
うもれたくないだろう
まちにしばられて、ゆききするかげを
おいてくほど、とうくまで
いままでどうりをとおるなら、ゆめはいらないよ
きばつなはねのような、いめーじで
あめあがりを、とうくまで
あるきだせば、こたえがあるさ
あしはうごくだろう
のぞみつづけるむこうへ